印刷原稿がデジタルデータによる制作が主流の現在、RGBモニターの色表現領域を中心にデザインや写真が制作されています。しかしプロセス4色印刷を行った場合、RGB表現に比べて色表現領域が狭いため、思い通りの色再現には限界がありました。 Kaleido(カレイド)は、その色再現領域を4色印刷でよりRGBの色表現領域に近づけてくれます。リーブルでは、そのKaleidoインキとFMスクリーンを合わせて使うことでより鮮やかで鮮明な印刷表現を提案しています。
左図は、色相/彩度と明度による2次および3次元表記の色度図を表したもので、「通常インキ表現領域」とは今までの標準的なインキ(JapanColor等)の色再現領域を示しています。これに対し「Kaleido色表現領域」はモニター並みの広い再現領域を持っていることが判ります。
通常インキでは実現できないKaleidoの特徴
● 黄・紅・藍の鮮明性(C値)向上
高鮮明性顔料を用いることにより、通常インキと比較して鮮明性を向上させています。
●二次、三次色の発色性向上
C値の向上により、従来のプロセスインキでは実現できなかった色領域の再現が可能となっています。
● 光沢の向上
高分散性樹脂の採用による顔料分散性の向上により、大幅な光沢の向上を図っています。
● 環境対応
VOC(※)となる石油系溶剤を一切使わないことで、大気汚染物質の排出ゼロを実現しました。
RGBに対する再現性