本ができるまで
1、お見積もり 2、ご契約 3、ご入稿 4、制作 5、編集、デザイン
6、校正 7、色校正オプション 8、印刷・製本 9、納品
お客様自身のイメージと、リーブルが長年培ってきたノウハウをもとに、出版プランをご検討させていただきます。 費用をあらかじめお見積りで提示し、きちんと納得いただいてから、本作りを進めて参ります。ご契約後、仕様の変更がない限り、追加費用がかかることはございません。自費出版の疑問や不明な点など、ご契約の有無にかかわらず丁寧にご説明させていただきます。見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
書店流通を希望される場合は、書店へ配本したい希望部数とお客様にお届けする部数の合計部数をお伝えください。書店流通オプションは200部から受け付けております。
書店流通を希望されない場合は(書店流通なし(私家版))、お客様にお届けする部数をご検討の上お選びください。 書店流通なし(私家版)を希望される場合は基本的には100部から受け付けておりますが、部数が少ないと生産コストが高くなりますので、100部以上をお薦めいたします。
おおよその部数でかまいませんし、部数の見当がつかない方にはこちらからご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせ、ご質問ください。
ページ数とは、表紙4ページを除いた本文のページの合計です。
1枚の紙、表裏で2ページとなります。ページ数には、扉(タイトルや著者名のページ)や目次、奥付、白紙のページもページ数に含めてください。最低ページ数は16ページです。
また印刷の関係上、本の総ページ数はだいたい8ページまたは16ページの倍数になっています。その間のページの場合値段が上がります。
ここでは厳密なページ数は問いませんので、おおよそのページ数をお選びください。
本のサイズは、その本の内容によって相応しいサイズがあります。 写真集・画集・絵本などは、写真や図版が中心になるためサイズは大きく、文字を中心にしたものは、小さいのが一般的です。 リーブルでは一般的でない書籍サイズ、例えば四六判で写真集を作ることも可能ですし、下記にないサイズでお作り、ご提案することもできますので、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
判型 | 書籍サイズ | 主な用途 |
四六判 | 188×128(mm) | 書籍、文芸書、単行本など |
A5判 | 210×148(mm) | 学術・専門書、教科書、雑誌など |
A5判横 | 148×210(mm) | 写真集、画集、絵本、作品集など |
B5判 | 257×182(mm) | 事典、雑誌、教科書など |
B5判横 | 182×257(mm) | 写真集、画集、絵本、作品集など |
A4判 | 297×210(mm) | 写真集、画集、絵本、作品集など |
A4判横 | 210×297(mm) | 写真集、画集、絵本、作品集など |
カバー | カバーとは、書籍にかける紙や布などでできた覆いのこと。カバーにはタイトル、著者、出版社、価格、バーコード、
ISBN、など、本を売る上で必要な情報が書かれています。本の顔であり、重要な部分。 汚れや日焼けから書籍を守る役目もはたします。 |
見返し | 表紙と本文をつなぎ止める役目をする紙です。 ※絵本では見返し紙も本文と同じ紙を希望の色に印刷する方法が一般的です。 |
化粧トビラ | 見返しの次にある、本を開いたとき最初に入るタイトルページのことです。 |
奥付 | 本の一番うしろにある書名、著者名、発行年月日、ISBN、定価や発行所など書籍情報を記したページのことです。 |
帯 | オビとは、本についてのキャッチコピーなどが刷られた紙。本にかけたベルト(帯)のように見えるので、この呼び名がついています。書店流通させる書籍であればオビはつけておきたいアイテムです。 |
柱 | ページ上の本文から離れた上部、下部、側部にある書名や章題のことです。 |
キャプション | 挿絵や写真、表などにつけられる説明文です。 |
ノンブル | ページの順序を示す数字のこと。本文の各ページに記載されています。 |
装丁 | 表紙カバー、本体表紙、見返し、扉、帯、外箱などをデザインし、それに使用する紙や素材を選択する本の外側の設計。 造本に関わる一連の工程のこと。一般的には表紙カバーデザインのことを、装丁と呼ぶことが多いです。 |
ハードカバーは表紙にボール紙を貼り、糸かがりや接着剤で中身を綴じる高級製本方式です。ハードカバー(上製本)は、硬質な表紙で保護されるため並製本よりコストが高くなります。しかし長期間傷まず、また見た目にも高級感もあるため、ほとんどの市販単行本に利用されています。また句集や歌集、記念出版物、絵本などに多い製本形態です。
ソフトカバーは通常は本文で使用している紙よりも厚い紙を表紙として、接着剤などで中身を綴じる方法です。表紙と中身のサイズは同じ大きさに仕上がります。手になじみがよく、ハードカバーに比べ軽いのが特徴で、持ち運びにも便利で販売価格を安く抑える場合に多用されます。
絵本は一般的に絵本綴じです。見開きで大きく開く事ができるため、子どもも読みやすく、片手でも楽に開くことができるため、読み聞かせなどにも適しています。耐久性にすぐれていて本文がバラバラになりにくいメリットもあります。ミシン綴じができるのは、本文ページが32ページまでです。
※本文ページの中央になる見開きページはミシン糸がみえます。他のページは糸はみえません
表紙の表面にフィルムを貼ることにより、光沢感や保存性を高めることができるPP加工。 現在書店で売られている本は、ほぼこの加工がなされていま1す。あえてPP加工をせず、紙の質感やエイジングを重視したい場合はそのままでPP加工しません。 ミラーPPは光沢感を出し、マットPPは艶のないマットな質感を出します。書店に並べる場合はPP加工していれば、汚れや、破損、日焼けなどに強いのでおすすめします
ミラーPP
マットPP
お見積もりやお問い合わせをいただいた後、詳細な仕様やお客様のご要望などをご確認するためにメールやお電話を差し上げます。その時点で疑問点や不安な点などに対し、丁寧にお答えさせていただきます。
内容にご納得いただけた方には、ご契約書をお送りいたします。お目を通していただき、署名捺印の後、ご返送ください(ご契約内容は別紙をご参照)。
※ご契約後、着手金として総費用の半金のご入金が必要となります。
原稿は、「プリント写真」や「原画」、「手書き原稿」であれば、傷の付かないように保護をし、弊社までお送りください。「画像およびテキストデータ」の場合は、CDやDVD、USBメモリーなどに保存しそのメディアをご郵送ください。またはファイル転送サイトや、弊社FTPサーバなどを利用しデータを転送いただく形式となります。
JPEG、TIFF、RAW画像、Word、Excel、PowerPoint、AI、PSD、ID、PDFのデータに対応しております。その他の形式についても対応可能な場合もございますので、その際はご連絡ください。
原稿は、「プリント写真」や「原画」、「手書き原稿」であれば、傷の付かないように保護をし、弊社までお送りください。「画像およびテキストデータ」の場合は、CDやDVD、USBメモリーなどに保存しそのメディアをご郵送ください。またはファイル転送サイトや、弊社FTPサーバなどを利用しデータを転送いただく形式となります。
お客様からお預かりいたしました原稿に沿って、リーブルの編集者とデザイナーが編集・レイアウトを行います。
表紙や本文ページのデザインが全てができあがるまで、1ヵ月〜2ヵ月程度いただいております。
本文中に使いたいイラストの制作もお請けいたしますので、ご相談ください。
編集オプション費用
項目 | 内容 | 費用 |
レイアウト | 本文レイアウト | ¥1,000~/頁 |
イラスト | 本文挿絵 | ¥3,000~/点 |
イラスト | 表紙装画 | ¥5,000~/点 |
装丁デザイン | 表紙デザイン(複数案ご提案いたします) | ¥50,000~ |
写真撮影 | 表紙デザイン(交通費別途必要) | ¥70,000~ |
スキャニング費用
規格サイズ | 号数 | 価格 |
A4 (210mm×297mm) |
Fサイズ2号・Pサイズ3号・Mサイズ3号 | ¥ 1,000~ |
A3 (420mm×297mm) |
Fサイズ4号・Pサイズ6号・Mサイズ6号・Sサイズ3号 | ¥ 2,000~ |
A2 |
Fサイズ10号・Pサイズ10号・Mサイズ10号・Sサイズ6号 | ¥ 5,000~ |
※ サイズやレイアウト、状態によって価格が変動します。
※ 地域や撮影場所、作品のサイズと個数により異なってきますので、必要の際はご連絡ください。
※ ポジフィルムの場合は別途費用が発生いたしますのでお問い合わせください。
弊社で制作した、本文レイアウトと表紙デザイン案を、簡易校正プリンタ(オンデマンドプリンタ)で出力しお送りいたします。全体の雰囲気やデザイン、原稿の不備などをご確認の上、修正指示を書き込みご返送ください。また、簡易版色校正の役割も担っているため、一定レベルの色味のご確認も可能です。校正回数は通常、3回の校正となっております。原稿内容により回数が増える場合もございますが、3回目以降は別途費用が発生する場合がございますのでご了承ください。
※校正紙の発送費は両者とも元払いとなりますのでご了承ください。
簡易校正機での色校正では満足できない方には、「色校正オプション」をご用意しております。
本刷り時と同じ印刷機・用紙・インキで印刷する最も信頼できる色校正コースです。色味やツヤ、紙の風合いまでを確認することができます。ただし費用は高めです。そのため、重要な数ページのみを本機校正し、残りはプルーファーや簡易校正で補うと、費用を抑えられるためおすすめです。
■ A2(A4・4ページ)あたり 20,000円
校正専用高精度プリンター(プルーファー)を使用したコースです。オフセット印刷機と同じアミ点で再現される上に、弊社の印刷機とカラーマッチングさせてあるため、本刷りとほぼ同等の色味を確認することができます。本機校正よりも費用が抑えられるのがメリットですが、用紙が本紙ではなくプルーファー専用紙となるため、紙の風合いまでは確認できません。
■ A2(A4・4ページ)あたり 5,000円
印刷は併設の工場で行います。弊社の印刷品質は、全国で最高賞を受賞した(下記参照)全国トップクラス。全国でも希なAM300線という超高精細な印刷を、標準的に行っております。さらにインキや製版方法を独自に開発することで、お客様の高いご要望にお応えし続けております。
選べる全国トップクラスの印刷品質極彩色の再現に適した
スーパーハイビジョン印刷
超高精細なFMスクリーンと広演色インキを組み合わせ、弊社が独自に開発した印刷方式です。従来のCMYK印刷で濁りがちなパープルやグリーンなどの色味を美しく鮮やかに再現できます。この技術で印刷された弊社の絵本が、第54回日本グラフィックサービス工業会作品展で最高賞の経済産業大臣賞を受賞しました。その極彩色の印刷をぜひご体感ください。
■ 詳しくはコチラ
パステルカラーを濁らせない
絵本カラー印刷®
絵本カラー®は、作家さまの描かれた絵の風合いをできる限り損なうことなく印刷、出版していただきたいという思いから開発したリーブル出版独自の印刷技術であり、登録商標です。パステルやアクリルなど軽やかで発色のよい絵の具の色味を最大限に引き出す絵本専用のオリジナル印刷技術です。ぜひお試しください。
■ 詳しくはコチラ
黒さを際立たせる
スーパーブラック印刷®
通常のモノクロ印刷では理想の黒さを表現できません。そこで弊社では、独自の方法で黒を強くした「スーパーブラック印刷®」を行っています。これによりコントラストが強まり、通常のモノクロ写真集とは一線を画す力強い写真集が生まれます。この技術で印刷された弊社の写真集が、第54回日本グラフィックサービス工業会作品展で最高賞の経済産業大臣賞を受賞しました。
■ 詳しくはコチラ
製本完了後、私家版であれば全部数を、販売版であればお好みの部数をお客様のもとへ納品いたします(初回納品時の送料は無料です)。その際の本のボリュームは、右記をご参照いただき、初回納品部数を決定されるとよいでしょう。
本が完成するまでの期間