リーブル社是
『幸せの種をまく』
株式会社リーブル 代表取締役 坂本圭一朗
近年、全国から(海外からも)弊社で本を出版したいという著者様が増え、おかげさまでご好評をいただいております。
編集やデザインへのこだわり、画質の再現性、他社にマネのできない印刷技術など弊社のアピールポイントはたくさんありますが、一番の理由は、社員一人一人の「本と人に対する真摯で温かいまなざし」にあるのではないかと最近思うようになりました。
心が洗われるような美しい風景の写真集、心がポカポカと温かくなるような絵本、壮絶な人生に思わず涙させられる自伝、気持ちが軽くなるようなエッセイ、そして紙の質感や温もり、インキの独特の匂いなど、私たちは多くの著者様に寄り添いながら懸命に本を作れば作るほど、「本っていいな」「人っていいな」と素直に思う気持ちが強くなっています。
そしてその一人一人の温かいまなざしは、この大らかで人懐っこい高知だからこそ育まれたもので、今の世の中だからこそ大事にしなければならない一つの文化なのではないかと思います。
私たちは本を通じて、感動や生きる喜び、ワクワクする気持ち、温もりなどを伝えることが使命なのですが、それは決して失われてはいけない大切な文化の良さをあらためて問いかけ、発信するという田舎からの挑戦でもあるのです。
弊社の社是は「幸せの種をまく」です。
本当の幸せは、自分だけが幸せになるのではなく、自分の周りのみんなが幸せになること。
そのために、今日も私たちは幸せの種をまき続け、幸せの輪が大きく広がっていくことを願っています。