ジャグラ(JaGra)とは
一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(略称ジャグラ/Jagra)は、1966年に設立された公益法人で、全国1000社余りの印刷業者(正会員)および印刷関連機資材業者(賛助会員)で構成されています。
ジャグラ作品展とは
ジャグラ設立時1966年より開催されている歴史あるコンクールで、全国の会員企業から募集した数百点の作品を、審査委員の投票により入賞作品を決定するものです。そして、その最高賞が経済産業大臣賞です。2016年度は全国から452点の応募があり、弊社の『炭都』が、経済産業大臣賞を受賞しました。
経済産業大臣賞STORY〜炭都編〜
原版を見たときの感動を読者に届けるために
私たちの仕事はすべて、著者から提供される素材との出合いから始まります。本として綴られる前の、素晴らしい原画や原稿と出合ったとき、私たちはこの上ない感動を覚えます。「この感動をそのまま読者に届けるためにはどうすればよいか」、この思いが私たちの本づくりのスタートとなります。
深い黒を再現する「スーパーブラック印刷」を開発
最後の炭鉱を写した貴重なモノクロ写真たち。これらの重厚感を生かすためには「格調高いデザイン」と、「深い黒を再現する印刷技術」が必要となる! そう感じ、社内で様々な手法が検討されました。デザイン室では、炭鉱の雰囲気を臭わせるデザインを試行錯誤し、印刷工場では、紙質や方式を幾種類も検討しながらも、実験的印刷を繰り返しましました。そして独自の印刷技術「スーパーブラック印刷」を完成させました!
感動を届けることが最優先
私たちは、お客様や世界に感動を届けることを最優先にしながら本づくりをしています。そのために研究や実験が必要であれば、社長や部署長の許可を得ることなく社員が自主的に自由に実験を行うことができます。これは私たちが大切にしていることが「利益」ではなく「感動」だからです。『炭都〜ときの欠片と追憶の光〜』は、チーフディレクターと画像補正オペレータ、そしてプリンティングディレクターと印刷オペレータが、「感動の品質」を探求し続けることで完成した、唯一無二の写真集となりました。
これからもお客様の期待を超えるような
感動を与える本を生み出すため、
私たちは、技術と知識の探求を続けます。