『左遷社員池田 リーダーになる ー昨日の会社、今日の自分、明日の仕事ー』鈴木孝博(神奈川県)
ー昨日の会社、今日の自分、明日の仕事ー
著:鈴木 孝博
並製本 四六判 240ページ
定価:1430円(本体:1300円+税)
ISBN978-4-86338-152-0
リーダーの成長とは何か?
会社の成長とは何か?
ストーリーを通して体感できる痛快な仕事ドラマ!!
本書は、ドラマチックなストーリーが楽しい小説です。そして完成度の高い小説でありながら、ビジネス書としての機能も充実しています。
「リーダーとして成長するにはどうしたらいいか」「会社が成長していくとき、何が必要なのか」といったビジネスパーソンなら誰もが悩む課題について、その登場人物の気持ちになって理解できるよう工夫されています。
あなたの仕事の悩みを解決し、前向きな気持ちで会社に行ける
―そんな1冊です。
「会社とリーダーの成長とは何か?」
本書は、私の体験から得たこと、信条としていることに物語を乗せたものです。 ストーリーを追いながら、一緒に成長を仮想体験し、リーダー像やマネジメントについて考える機会となれば嬉しいところです。それが「いい仕事」「いい人生」に繋がっていくことを願っております。(著者「あとがき」より抜粋)
目次
第1章 池田、左遷される -理不尽な扱いを受けてもやる気を失わないために-
第2章 池田、立志する -思うように評価されないときの対処法-
第3章 池田、経営を考える -誰のために、何のために会社はあるのか-
第4章 池田、組織を知る -会社の成長を加速させるために何が必要か-
第5章 池田、企画を学ぶ -アイディアとイノベーションを生み出す環境とは-
第6章 池田、人を理解する -多くの人を動かす「巻き込み力」を身に付ける-
第7章 池田、プロジェクトを推進する -仕事を動かすリーダーの思考と行動-
第8章 池田、リーダーになる -予測していなかった危機的状況ですべきこと-
著者プロフィール
鈴木孝博(すずきたかひろ)
慶應義塾大学商学部卒。野村證券、CSK、CSKホールディングス副社長、UCOM社長等を歴任。現在、(株)発現マネジメント代表取締役。新規事業を企画立案するかたわら、ベンチャー企業数社の社外役員等も務め、若い経営者の育成・支援に手腕を発揮している。
私自身、中小企業の役員として経営やリーダーシップについて日々頭を悩ませ、いろんな経営ノウハウの本も読んでいますが、この本は小説でありながら経営・リーダー論を本当に深く楽しく学ぶことができます。小説だからこそ、具体的な場面設定の中でどういう判断・行動をすべきかが明確に理解できるのだと思います。
池田が成長していく姿や痛快なストーリーが楽しいのはもちろんのこと、営業・企画・総務・経理など各部門の果たすべき役割や、そもそも会社は何のためにあるのか、など会社経営をしていく上で大切なことが随所に散りばめられています。
編集を担当した私が誰よりもこの本の発刊を楽しみにしていました。
ぜひ多くの経営者やすべての悩める企業人に読んでいただきたい超オススメの1冊です。