『17歳の特攻隊員』大西 正祐（高知県在住）

高知の山奥から自ら志願し特攻隊員となり、フィリピンで体当たりし壮絶な死を遂げた、わずか17年の生涯。

政府、軍部、マスコミ、教育者が一丸となって国民の好戦的排外主義を煽ったため、17歳で特攻隊員となり、死ななければならなかった若者たち。

その壮絶な実態に迫った、平和を問うドキュメンタリー。

兄が残した、本人の遺書、手紙、原稿、膨大な取材資料をもとに「昭和史」と独自取材を重ねて描いた渾身の作！

四六判（128mm×188mm）
上製本、276ページ