リーブル出版

片袖のナカタ君 男爵はそして消えた14敗1引き分け

第2次世界大戦でのアメリカとの戦いが、やっと1945年8月15日(晴天)に終わりました。しかし、まだまだ子どもたちの身辺には、目を覆いたくなるような貧困と不幸がそこかしこに転がっていました。これは、その1950年代の下町にある中学校の教室のお話です。当時の子どもたちと先生たちは、そこそこ阿吽の呼吸で感じ合って、教室を一緒になって作り上げていました。 それぞれの場面のスケッチをご覧いただきながら、文章を読み解いて往時の子どもたちの境遇に思いをめぐらせていただければありがたいです。 果たして、「14敗1引き分け」は、誰の勝敗結果なのでしょうか。あるいは、15戦15引き分けなのでしょうか。この絵本を読んでいただいたご家族の皆様で話し合っていただければ幸いです。(はじめにより抜粋)
 

片袖のナカタ君 男爵はそして消えた14敗1引き分け
著者:尾池 万吉
イラスト:芳木 新
上製本 A4(H297×W210) 32ページ
定価:2200円(本体:2000円+税)
ISBN978-4863384309

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