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おみおくり

 

おみおくり
著:首藤順子
並製本 四六判 148ページ
定価:1430円(本体:1300円+税)
ISBN978-486338-310-4

「もうよかか。逝くぞ。」
「頑張ったね、兄ちゃん。ゴールインだね。ありがとうね。」

故郷長﨑の西海の町(雪浦)と、大分由布の里山(庄内)を幾度も往復しながら、
兄と一日一日を刻むように暮らした最後の日々。
次々に浮かぶ思い出を綴りながら、私は何度か笑い、 何度か泣いた。
生きていれば、どうしようもないことはいくつもある。 それが人生。
兄との静かな最後の時は、丁寧に生きること、 心豊かに生きること、
心を尽くして寄り添うことを教えてくれた。

【出版社からのコメント】
名作テレビドラマ「北の国から」を思い出させるような、故郷の温もりあふれる日々の記憶。
兄の死が近づく中で、忘れていた何気ない日々が次々とよみがえり、 その愛しい日々の大切さに著者だけでなく読んだ私たちも気付かされます。
自分自身の大切なルーツをもう一度思い返したくなる一冊です。

【著者について】
首藤 順子 Shuto Junko
1956 年長崎県西海市雪浦生まれ。
英文科卒業後、商社、独立プロ映画の配給会社勤務。その後、結婚して大分県へ。
現在は、由布市庄内町で夫と猫一匹と暮らす。
古代米・米作り、農泊「月夜のかえる」、英語教室をしながら、
趣味三昧の楽しい田園暮らしを追求中。

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