シンガーソングライターであるわたしが、地域猫活動を応援するチャリティライブを開催するに当たり、作った絵本が『ぼくはじゃがじゃが』です。
イラストを担当してくださったのは、これまでにミュージックビデオのアニメーション画などを描いていただいた、みよこみよこさん。
衰弱し、線路で倒れていたところを助け出されたという、我が家の愛猫のエピソードを通じて、地域猫や保護猫の命を救うために奮闘するボランティアさんたちの活動に少しでも関心を寄せていただければ、という願いを込めました。
大まかな構成を考えた後、絵本を自費出版できる会社をインターネットで探す中で、リーブル出版さんを見つけました。
ホームページは見やすく、絵本作りに取り組むのは初めてとなるわたしにも、非常によくわかる解説が載っています。
また、自動見積もりのおかげで、事前におおよその製作費を知ることができることも、大きな安心感となりました。
ですが、問い合わせを送った時点で、既にイベント開催日まで半年を切っていました。
こんな短期間で絵本を完成させられるのかな…という不安がありましたが、リーブル出版社長の坂本圭一朗さんからは、すぐに返信が届きました。
「精いっぱいお手伝いさせていただきます」
という一文と、こちらの疑問に全て明確に答えてくださるメールの内容に、きっと良い本ができると確信。
かなり無理のあるスケジュールとなってしまいましたが、依頼をしてからの対応は迅速でした。
リーブル出版さんからは、構成に対する適切なアドバイスを受けつつ、みよこみよこさんにはそれに沿って自由に絵を描いていただいて、イベントに間に合うスピードで校正まで進めることができたのです。
試し刷りや簡易校正をお送りいただいた後の最終段階でも、紙質や、ほんの少しの色の違和感まで、妥協なく何度もヒアリングを続けてくださったおかげで、最速で最良の作品に仕上がりました。
みよこみよこさんは、
猫は人間のように言葉を話すことはできないので、
その表情やしぐさなどで気持ちが伝わるといいなあ、と思いながら描きました。
読んでくれた人の心の中に、猫たちの声が聞こえてきますように。
いきとしいけるものすべての幸せを祈りつつ。
と、ご自身のホームページに書いてくださいました。
その意図は、この本を手に取ってくださった方々に確実に伝わり、親子で、命の尊さや社会問題を考えるきっかけになった、というお声をいただくこともあります。
また、心があたたかくなった、イラストの猫がかわいい、ほっこりした、涙が出た…
といったご好評が続々と届き、あっという間に増刷を決めました。
これもひとえに、リーブル出版さんの素晴らしい本づくりの技術と、1冊の本に注がれる情熱に出逢えたおかげです。
本当にありがとうございました。
これからも『ぼくはじゃがじゃが』を各地で皆さんにお届けし、地域猫・保護猫活動を少しでも応援できればと思っています。
書籍販売ページ
やなせなな
https://yanasenana.stores.jp/items/64785d0029196f00292ca48b
みよこみよこ
https://miyocolony.com/?pid=175108510
『ぼくはじゃがじゃが』宣伝動画
保護猫チャリティイベント動画