ましかくBOOKとの出会いは、リーブル出版からの年賀状でした。
ポケットサイズの小さな写真集ですが、その温かみある写真とことばのコラボレーションにひかれ、手元において時々眺めていました。
そんな折、息子がスマートフォンで写真を撮って、インターネットにUPしていると教えてくれました。息子の写真の中では小さい命たちが懸命に生きている。学生時代から離れて暮らしている無口な息子の、知らなかった内面を見るようで、これをましかくBOOKにしたいと思い、リーブルさんに相談したのです。
社長をはじめ、リーブルの社員の方は私の想いを理解してくださり、思い通り、いえそれ以上にかわいく仕上げてくださいました。
まず、紙質がしっかりしていること。めくる感じは小さいながらも写真集の存在感です。
そして、写真の美しさはもちろん、デザインとくに裏表紙など、載せきれなかった写真たちを配して、素敵に仕上げてくださいました。
病を抱えている息子へのサプライズプレゼント。照れながらも気に入ってくれたようです。新本社長をはじめ、リーブル出版の皆様、本当にありがとうございました。
『スマホ散歩 生きている』 西村 澄子 さん(高知県在住)