52と呼ばれたクジラ
著者:ながい しょうご(さく)・とくひら ようこ(え)
価格:(本体1,500+税)
●ジャンル:絵本
●サイズ:A4
●ページ数:30P
●制作期間:1年6カ月
[こだわりポイント]ダイジェスト
実在する幻のクジラを物語に
最初にお話をいただいた時、52ヘルツの声で鳴く、誰もその姿を見たことがないクジラが本当に存在すること、そして、その話を絵本で編集できることにとてもワクワクしました。
初めて原稿を読んだ時、すぐに浮かんだのは、『ひかるもの』という海の物語の絵本を出版して経済産業大臣賞を受賞された、とくひらようこさんの絵でした。
著者に紹介すると、すぐに絵はとくひらさんに決まり、そこから絵本づくりが始まりました。
初めて原稿を読んだ時、すぐに浮かんだのは、『ひかるもの』という海の物語の絵本を出版して経済産業大臣賞を受賞された、とくひらようこさんの絵でした。
著者に紹介すると、すぐに絵はとくひらさんに決まり、そこから絵本づくりが始まりました。
著者の思いを形に
このお話の核となる『52と呼ばれたクジラ』は著者自身の投影で、考え方や立場の違いで集団の中で孤独を感じている人へ、自らの意思が堅固であれば孤独でもいいじゃないかと言うメッセージが込められています。
その思いを汲み取り、紐解きながら、何度もメールや電話で打ち合わせを重ねていきました。
そして最初のお話にはいなかった少年を登場させて、対象年齢の4年生に親しみやすく、と少しづつ形が見えてきました。
その思いを汲み取り、紐解きながら、何度もメールや電話で打ち合わせを重ねていきました。
そして最初のお話にはいなかった少年を登場させて、対象年齢の4年生に親しみやすく、と少しづつ形が見えてきました。
主人公ユウトのラフ。
今どきの小学生らしいキャラクター。
物語からラフ案を書き起こし、
最終決定後、カラー原稿へ。
著者からいただいた物語を元に、作画担当のとくひらようこさんにラフ案を書き起こしていただきました。
ラフ案を確認しながら、何度も打ち合わせを重ね、ようやく形が決まりました。
方向性が最終的に決まったところでカラー原稿へ。
カラー原稿が仕上がってきた時には感動しました。
ラフ案を確認しながら、何度も打ち合わせを重ね、ようやく形が決まりました。
方向性が最終的に決まったところでカラー原稿へ。
カラー原稿が仕上がってきた時には感動しました。
海の底の夢からさめるユウト。ラフの線も美しく仕上がっています。
構想から1年半、
ようやく完成を迎えることができました。
最初にお話をいただいてから、1年半の歳月を経て、ようやく完成を迎えることができました。
52ヘルツで鳴く孤独なクジラの実話をもとに、少年の心の成長を描いた、孤独な時代を生きる全ての人に贈る海洋ファンタジーに仕上がりました。
弊社独自の「スーパーハイビジョン印刷」で印刷しましたので、とても鮮やかで、深みのある発色に引き込まれます。