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戦後はいまだ終わらない

20日の高知新聞朝刊に新刊『命~私の戦後、中国と日本~』の記事が掲載されました。
南国市出身の石川千代さんは8歳で父親と満州に渡り、敗戦の混乱で現地に取り残され、残留孤児に。
日本人であることをひた隠し、懸命に命をつないだ40年間。
今なお右腕に残る銃弾の跡。
帰国後も、忘れてしまった日本語の壁、差別、訴訟運動など数々の苦難が待ち受けていました。
戦争・政治に翻弄され、いわば40年も国に見捨てられた悲劇。
戦後はいまだ終わっていないと考えさせられると同時に、
このような悲劇が二度と繰り返されないよう祈るばかりです。

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