自費出版:グラフィック系
自費出版:文章系

本当の本の顔。

背表紙 2

 
 

ぼくが装幀をするときに、よく気にかけている箇所があります。

 
 
 
それは「背表紙」です。
 
 
 

「背」という、ちょっと後ろ向きな名前が付いていますが、

 

人間でいうところの横顔みたいな、、、

 

いやいや!もっと重要ですね。

 

むしろ「本当の顔」といっても過言ではない大切な箇所だと思います。

 
 
 

考えてみると、ほとんどの本はオモテ表紙よりも

 

背表紙を「顔」にして過ごす時間の方が圧倒的に長いんですよね。

 

本屋さんでいうと、平積みされる期間よりも、

 

棚に陳列されている期間の方が長いはずですから。

 

それに気づいて以来、僕は背表紙のデザインに

 

オモテ表紙以上の愛情をかけてデザインをしているつもりです。

 
 
 

なので本屋さんでリーブルの本を見かけたときは

 

背表紙も眺めてみてくださいね。

 

それぞれの本の世界観が

 

「背」からも感じられるといいなと思ってデザインしています。

 
 
 

デザイナーのマナブでした。

 
 

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