今年もまた、この熱い季節がやってきました!
「バリアフリーフェスティバル2014(第13回高知ふくし機器展)」!
来場者2000人、スタッフ400人、メーカー100社を超える、田舎の高知では大イベントです。
単なる福祉機器展は全国でもありますが、高知の福祉機器展はとくに全国でも注目されています。
なぜなら、
アットホーーーーム!!&アツーーーーイ!!
予算がなくて手作り感満載ということもありますが、これだけたくさんのメーカーさんが自発的に協力してくれるイベントも珍しいそうです。
高知らしい「おもてなし」が県外からのメーカーさんの心を動かしているのは間違いありません。
そして、「今の高知の福祉そのものを変えてやる」という意気込みと、何より来場される障がい者や高齢者の方に対する熱い想いがたくさん詰まったイベントだからです。
みんないずれは介護される日が来るかもしれない。
障がいのある方や高齢の方にとって便利な機器は、一般の人にとっても使いやすいので、ぜひ皆さんもお時間があればのぞいてみて下さい。
最後に、このイベントを立ち上げた「NPO生き活きサポートうぇるぱ高知」さんの10周年のときの言葉をご紹介します!
「交通の便も悪く、情報やモノの流通も悪い。
人口もどんどん減り、高齢化率の高さは全国3位、そんな田舎の高知県。
都会の機器展に行って講習会に参加して、そのたびに感じたことがありました。
高知で生まれたから、高知で障害を持ったから、高知で年を取ったから、 あきらめないといけないことがたくさんあったり、不安になったり・・・
そんな想いをしなければいけないのは何とかしたい。
大好きな高知県。ここに生まれて良かった。ここで育って良かった。ここで年をとって良かった。誰もがそう思える県にしたい。
そんな想いから立ち上げた実行委員会。そんな想いで開催した機器展。
モノを紹介したかっただけではなく、みんなのニーズを解決したかった。
田舎だけど、人口は少ないけど、たくさんの人に高知を良くするためのサポートを頂きたい。
私たちの頑張りや力だけでは、今の現状は何も解決できない。
情報が流れてくる、流通が良くなる、みんなが足を運びたくなる。
そんな高知県にしたい!しなければいけない!
そんな想いで開催しました。
あっという間の10年でした。
少しづつですが、高知県は確実に変わってきていると感じています。
メーカーの皆さま、講師の方々、サポートして下さった皆さまのおかげです。
これから本当に頑張らないといけないのは私たち、地元の人間です。
自分たちのできること、しなければいけないことを見失わず、いつまでも皆さまが高知に足を運びたくなるような、サポートをしてきてよかったと思っていただけるような、そんな高知県にしていくことが必要だと考えています。
そんな高知県にするためにも、10年たった今、
新たなスタートラインに立って、一人ひとりが自分のあり方を考えながら進みたいと考えています。
まだまだ未熟な私たちですが、これからも、ご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。
どうぞこれからも、高知を、私たちを育てる力を貸してください。
心から感謝をこめて
2011年6月4日 高知福祉機器展実行委員一同」