3年前の春、突然交通事故で息子を亡くしました。
中学に入学したばかり。夢をいっぱい抱いて、これからという時でした。
毎日が苦しくて、色を失ってしまった中で、息子の残した作文や絵、写真をたくさん載せた「息子の本」をいつか作りたいというのが私の生きる希望になりました。
辛くてなかなか息子の思い出を見返すことが出来ず、また本作りは素人なので、まずは息子を亡くして書き始めた自分の詩を本にすることで信頼できる自費出版社を探そうと思いました。そこで見つけたのがリーブル出版さんでした。
メールを送るとすぐに返信してくださったこと、実際に社長の坂本さんにお会いしてお話ししたことで、リーブルさんでお願いしようとすぐに決めました。
表紙の絵をお願いした小笠原さん、坂本さんが私の拙い詩をしっかりと読んでくださって素敵な詩集に仕上げて下さったこと、とても感謝しています。
先日は、交通事故を少しでも減らしたいと願って息子の写真入りのポスターを作っていただきました。
デザイナーの傍士さんの優しい素敵な感性で息子が本当にそこで笑ってくれているようで涙が出ました。
リーブル出版さんにお願いしてよかったと思っています。
いつか、もう少し時間がたったら、必ずリーブル出版さんで「息子の本」を作っていただきたいと思います。
その時はどうぞよろしくお願いします。
『花を買う』
著 畠山理夏
並製本 四六判 70ページ
定価 1200円+税
ISBN978-4-86338-279-4